活動報告

海外客が引き起こす観光公害をクラウドファンディングで解決Vol.4

近年インバウンド市場が盛り上がりを見せる中、日本 各地域の観光スポットではオーバーツーリズム(観光公害)による問題が増えてきています。

今回のクラウドファンディング事例紹介は、海外からの観光客増加によって引き起こされたトラブルを解決するために起案されたプロジェクトです。

オーバーツーリズム解決に向けたプロジェクト事例

■プロジェクト概要
・起案タイトル:白川郷ライトアップをお客様の一生の思い出となるようなイベントにしていきたい!

・実行者: 株式会社旅ジョブ

・目標金額:1,000,000円

・目標金額:1,034,500円(103.45%)

・達成までの期間:20日間

・総支援者: 93名

・調達方式:All or Nothing

本プロジェクトは、近年日本で深刻化している『オーバーツーリズム』を解決する事を目的として起案されました。

岐阜県飛騨地域を中心に外国人観光客にエンターテイメントを提供する株式会社旅ジョブの代表が発案したプロジェクトです。

白川郷では、「白川郷ライトアップ」のイベントに溢れる外国人観光客による交通渋滞やマナー違反の問題は年々深刻化しており、外国人観光客と地域住民の間でトラブルが発生している状態でした。これらの原因として、「事前情報の不足」と「言語問題」が大きく影響していることが判明し、これに対策を講じるための資金調達にクラウドファンディングを活用した事例です。

 

具体的には、トラブル回避が見込めるような白川郷ガイドブックを海外の方に提供するというものです。ガイドブックは、多言語で製作され、マナーやお店の細かい営業時間の情報に加えて、ライトアップを一生の思い出にするポイントも提供されています。白川郷現地の混乱を解消し、地域住民とインバウンド客がよりよい関係を築くためのツールとして利用されることを目的に作成されました。

インバウンド需要の高まりは、地域活性化に向け積極的に受け入れたいところですが、オーバーツーリズムが原因でその地域の魅力を継続できなくなることは本末転倒といえるでしょう。

ポイント

実際に白川郷のライトアップイベントに参加しようと考えている外国人にとって、このプロジェクトリターンのガイドブックは、とても実用的で魅力的に感じたはずです。地域活性と維持の想いを応援しつつ、リターンで自分たちにも利があるとなれば、支援のハードルは低くなったのではないでしょうか。

観光地として永続的な価値を保つためには、こうしたオーバーツーリズム による問題に向き合っていく必要があります。白川郷エリア以外にも、外国人観光客の増加により、恩恵を受けつつも、こうした課題を抱えている地方地域があるでしょう。

今回のプロジェクトは、観光地としての発展と保護の両方をバランスよく保つために、クラウドファンディングの力で大衆の関心を惹きつけ、日本国内だけでなく海外からも解決資金調達に成功した事例となりました。

無料でできる支援をする(Share Project)

TOP